美術館と頭痛
今日は疲れ果てていたので癒しを求めてひとり上野へ。のんびりと上野公園を散歩しつつ、観光に来ていた人々や子供達等をながめつつ、癒されてきました。そして本目標のダリ展を見るため上野の森美術館へ。ダリは皆さん名前くらいは知っていると思います。シュールレアリスム(超現実)の第一人者、ペラペラの溶けたような時計やチェロが木や何かに引っかかっている絵などは有名で、たぶん誰しも見たことがあるんじゃないかと。
展示の方は年代を追う様な形でされており、始めは普通の絵が並んでおりましたが、そのうち現実ではなく夢や心理学的な絵が入って来て、最終的には分子論だとかまで入ってきて訳のわからないことに(笑)心理学的な物までは何となく理解できていた(わかったつもりですが)のですが、これが分子論などまで入ってくるとさすがに理解不能でした。
ダリは1989年まで生きた人でして(自分が産まれたのが1978年)、生きていた時間が11年くらいはかぶっていたんですよね。そのため絵にかなり現代的な知識(フロイトの心理学や、分子論、近代の戦争など)が入っていて、面白くもあり、ちょっと付いていけない所もありといった感じ。結論としてはなかなか興味深かったですね。レオナルドダヴィンチなども昔の科学的なものを描いていたので、彼が現代にいたらこんな絵を描いたりもしていたのかと思いました。
ただ基本的に絵を痛めないよう薄暗い光で照らされた館内で、その上絵の端々に小さく描かれた意味深な物(またそれが細かく描かれているのです)などを凝視し続けたのがまずかったのか、その上さらに訳のわからない物を理解しようとして頭をフル回転させていたのもまずかったのか、最後の方では頭が疲れて目が疲れて、頭痛がひどいことに。基本的にいつも利き目の右目で物を見てしまっているので、目を使いすぎたときは普段使わない左目側が痛くなります。そのあとも色々ぶらぶらとしようとおもっていたのですが切り上げて帰宅。しかし電車内でずっと寝ていたのに1時間経っても2時間たっても頭痛が治らず。やばいなあと思いつつ、家に帰って寝てやっと良くなりましたとさ。
ふう、疲れた疲れた。あれ?本末転倒?
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