だらだらな休日
というわけで今日は家に引きこもり。近くのコンビニしか行かず、家でダラダラと過ごしていました。布団の中でゴロゴロ。ゲームしたり、TV見たり、本を読んだり。こんな休日しばらくやっていなかったなあ。出かけてばかりだったもので。たまにはいいね。
そんな一日でこれ読了。
- 作者: 東野圭吾
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2006/10/06
- メディア: 文庫
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やばい。これはやばかった。本当に逃げ道の無い所に追い込まれてゆく感覚というか、解説で表現されていた「真綿で首を絞められるような感覚」というものが体感できたような気がする。でもそれと同時に、自分はこんなふうな状況でなくて良かったとも思わされてしまうし、今の状況に甘えないでもっと頑張らねばとも思わされた。かなり考えさせる作品でした。ちょっと涙も出たかな。
年を食って実感するのですが自分自身皆に助けられている所は色々とあるので、その辺りが泣きポイントでしたね。多分昔は違ったんだろうと。さらに年を重ねるとまた泣きポイントは変わってくるのかもしれません。
久々にホームラン級の作品でした。
映画化するらしいですが、短時間でこのじわじわ追い詰められる感覚を味わわせるのはちょっと厳しいかも。配役も狙いすぎの感があるし。多分DVDで鑑賞、評判がよければ劇場かな。
それにしてもこれを読んじゃうとなんだか今の状況で厳しいとか言えないね(いや基本的には思ってませんがね(笑))。お給料が出たらまた色々勉強系の本でも買うかな。エクセルの関数関係とかちょい欲しい。